Zeta電位分析計
ナノ粒子は表面に電荷を持っているため、溶液中で電気二重層(Electric Double Layer)が形成されます。電気二重層の拡散層(Diffuse layer)には滑動平面(Slipping Plane)と呼ばれる仮想平面があります。この表面上の電位はZeta電位(Zeta Potential)と定義されます。この平面からナノ粒子の表面にかけてのイオンはナノ粒子と共に移動します。
Zeta電位は、ナノ粒子の表面特性、溶液のpH値、電解質の種類および溶液の電解質濃度などの影響を受け、コロイド溶液システムの安定性を判断する指標の一つです。測定方法はZeta電位分析装置を使用して、外部電場とレーザードップラー速度計(Laser Doppler Velocimetry)を介して、電気泳動実験で測定対象粒子の電気泳動移動度(Electrophoretic Mobility)を測定し、最終的にヘンリーの公式(Henry's Equation)を用いてZeta電位を得る。